
【覚えておきたい米国株式市場】取引時間と種類
株式投資において特に人気があり今から始める方にもおすすめなのが米国株投資です。
米国だからといって決して難しい事はありません。
では、米国株式の基本とよくある質問について解説していきます。
米国株式市場とは
世界最大規模のアメリカのマーケットのことをいいます。
取引額や時価総額が他の市場に比べても圧倒的に多く世界経済に大きな影響を与えるほどの市場であり、常に世界をリードしています。
2つの証券証券所
米国には10を超える証券取引所がありますが、その中でも特に有名な2つの証券取引所はこちらです。
ニューヨーク証券取引所(NYSE)
ロンドン取引所に次いで2番目に古い証券取引所で、上場審査が世界で一番厳しくグローバルな優良銘柄を取り扱っているのが特徴です。
ゴールドマン・サックス
ウォルマート・ストアズ
ナスダック(NASDAQ)
新興企業向けの株式市場としては世界最大の規模で、急成長している企業が上場している取引所。
アップル
ネットフリックス
ですが、株式投資する際に、「この銘柄はニューヨーク証券」「あの銘柄はナスダック」のようにどの証券所で上場しているのか、までは覚えなくても問題ありません。
米国株式市場の取引時間
米国株はアメリカの株式市場での取引なので、当然現地時間で取引されます。
日本時間の深夜帯に取引され標準時間が「23時30分〜6時」でサマー期間中は1時間前倒しになります。
代表的な株価指数
NYダウ
アメリカで最も古い株価指数で、上場している企業の中から成長性などを踏まえ、「ダウ・ジョーンズ社」が選んだ30銘柄で構成されている。
マクドナルド、マイクロソフト、アップルなどが選ばれています。
ナスダック総合指数
ナスダックに上場している全銘柄で構成されている。
IT企業の急激な成長もあり、2020年2月に最高値を更新した。
S&P500
ニューヨーク証券取引所とナスダックに上場している企業の中で代表的な500社で構成している。
また、代表する両方の市場の500社をカバーしているので「アメリカ株式市場の状況」として世界に注目されている指数です。
米国株式の人気銘柄
米国株式市場で上場している企業は私達の結構身近にあるものが多く見られます。
下記の3銘柄は特に有名で、成長株や安定度などで長期保有でのメリットが多く投資家から絶大な人気のある銘柄になります。
・コカ・コーラ(KO)
炭酸飲料を中心とした世界最大の清涼飲料水メーカー。
飲料の材料となる濃縮原液の販売に特化しており、高い利益率を実現し50年以上増配している銘柄です。
・アップル(AAPL)
iphone、ipad、Macなど圧倒的なブランド力のある有名なIT企業です。
時価総額ランキングトップの常連企業で革新的な商品を生み出す企業で投資先としては魅力が十分にあります。
・マイクロソフト
Windowsで有名な世界最大のソフトウェアベンダー。
また、クラウド事業が好調で成長の勢いのある企業です。
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米国株式市場についての疑問
最後に、米国株関連のよくある疑問を答えていきます。
株式投資はリスクもあるので、疑問を解決したのちに始めましょう。
Q1 買い方は?
米国株の購入方法は、日本株を購入するのと同じく簡単に購入できます。
証券会社で口座を開設して銘柄を選び購入といった流れになります。
米国株を取り扱う証券会社でおすすめなのが以下の3社です。
- SBI証券
- マネックス証券
- 楽天証券
いずれも口座開設料は無料で購入時に手数料が発生するだけなのでとりあえず開設するだけでも始めるきっかけになります。
Q2 資金はどのくらいいるの?
日本株の場合「単元株制度」が定められていて10株単位、100株単位での購入が基本ですが、米国株は1株から購入できるので、人気で高配当の株を数千円から購入することができます。
米国株で人気がある銘柄の一株の価格は以下の通りです。
- コカ・コーラ・・・51ドル
- エクソンモービル・・・56ドル
- アルトリアグループ・・・49ドル
- アップル・・・120ドル
- アマゾン・・・309ドル
また、マルボロなどのブランドたばこの製造販売を行うアルトリア・グループと、米国最大手の石油エネルギー会社を誇るエクソンモービルは、年間の配当利回りがトップ3の高配当米国株として人気です。
Q3 手数料は?
先ほどにもご紹介した証券会社3社いずれも購入手数料は0.495%になっていて、日本株よりも多少高めとなっています。
ですが、米国株は長期間での投資に向いているので、そこまで気にする必要はないかと思います。
Q4 税金は?
証券会社で購入する際に、一般口座と特定口座での選択肢があり特定口座を選択することで税金の計算や納税の手続きはすべて証券会社で行ってくれます。
ですので自分確定申告する必要は基本的にありません。
ちなみに、米国株の納税比率は売却益20.315%、配当金28.2835%が課税されます。
Q5 配当金っていつもらえる?
米国株は年4回の四半期配当で銘柄ごとに配当月が決まっています。
1/4/7/10月・・・例 アルトリア・グループ
2/5/8/11月・・・例 AT&T
3/6/9/12月・・・例 エクソン・モービル
日本円で16,000円ほどあれば上記例で挙げた3銘柄を購入することができますし、毎月配当金が支払われるポートフォリオが作成できます。
まとめ
米国株式投資は、アメリカ合衆国の株を扱うことになりますが、英語もコミュニケーションも必要ありません。
証券口座の開設もネットで完結でき、日本株の購入とあまり違いはありません。
また、米国株投資は近年注目されており投資家のみならず、初心者でも気軽に始められるほど情報が出回る世の中になっています。
世界のトップで経済を動かすほどの魅力がある米国株式市場への投資にチャレンジしてみてはいかかでしょうか?
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