
ボラってそもそも何?
良く耳にするかと思いますが、ボラとは「ボラティリティ」の略で’’通貨ペアの価格の変動率’’の事を指します。
簡単に言うと値動きが安定しているか激しく変動しているかという意味です。
「ボラが低い」とは、多くの方が取引をしている「ドル円」「ユーロドル」といったメジャーな通貨でトレードしている方はご存じかと思いますが、値動きは安定していますよね。
それと違って「ボラが高い」と言われる通貨は「南アフリカランド」や「メキシコペソ」などといった取引している方が少ないマイナーな通貨の事をいいます。
取引が少ない通貨は多少の売買で価格が変動するので、俗に言う「ハイリスク・ハイリターン」になります。ちなみにポンド系もどちらかといえばボラは高めです。
では、今からボラが低い通貨とボラが高い通貨の特徴をまとめていきます。
ボラが低い通貨の特徴
1、落ち着いた気持ちでトレードできる
ボラが低いということは、大きな損失が出にくいって点で精神面も落ち着きます。
FXをやるにあたって重要なのは、知識もそうですがメンタル面と焦らない気持ちは重要になってきます。
ですのでドル円、ユーロドルといったボラが低い通貨は、落ち着いてトレードできるので人気です。
2、テクニカル分析がしやすい
ほとんどのFXトレーダーはテクニカル分析をもとにトレードします。
ボラが低い通貨は多くの方がトレードしているので、テクニカル分析が通用しやすくなっています。
3、安定して利益を獲れる
上記で説明したテクニカル分析が通用するということは当然安定して利益を狙えますよね。
もしテクニカル通りにならなくても大きな損益はなかなか出ないのもメリットの一つです。
4、大きなpipsを獲りにくい
唯一のデメリットとしては、やはり大きな損益が出ない分、大きな利益もあまりでません。
ボラが低い通貨は、スイングトレードで利益を獲るトレーダーが多いです。
ボラが高い通貨の特徴
1、一撃で大きいpipsを獲れる場合が多い
数分で20pips、30pipsなんて日常です。
1回のトレードで日給分を稼げたりも普通にあるので、ボラが高い通貨を極めた方は、自由な生活をしていることでしょう。
男性はこういった理由でボラが高い通貨で取引される方が多いです。
2、流れ(相場)さえ把握すれば稼げる
いくらボラが高いといえども、トレンドが上昇なのか下落なのか、それともレンジ相場なのか?をしっかり把握していれば、攻略できます。
FXはボラが高い低いに限らず、まず全体の流れを把握するのが第一です。
3、変動が不安定
冒頭でも言いましたが、取引する方たちが少ない分、少しの売買で変動します。
ですので、ボラが低い通貨に対して、ボラが高い通貨はファンダメンタルが効きにくい相場になっています。
含み益のポジションを長い時間持っておくのは、あまりおすすめできません。
スキャルピングで利益を積み重ねていく方が良いかと思います。
4、精神的に耐えれるメンタルが必要
変動が激しい分チャート画面に張り付かないといけません。
その変動に精神が耐えれるほどのメンタルが必要になってきます。
ポンドはドルに比べて変動が大きいので、始めはポンド通貨ペアで始めてはどうでしょうか?
結局ボラが高いのと低いのではどっちが良い?
どちらが良い?と聞かれたら、もちろん「ボラが低い通貨です!」とお答えします。ですが人それぞれですので自分に合った通貨を見つけそれを極めるのが1番かと思います。
ボラが高い通貨でも損切りラインさえしっかり設定していれば大丈夫ですので、自分の決めたルール内で取引すれば十分利益を狙えます。
ボラが高い通貨でスキャルピング取引をして、ボラが低い通貨はデイトレのように長い目で取引するのも一つです。
数あるFX証券会社の中でも、ボラが低い、高いに限らずチャートも見やすくトレードのしやすい証券会社は、
がおすすめです。キャッシュバック特典もあり取引数もトップを誇る2社です。
最後になりますが、
- ボラが低い・・・メジャーな通貨
- ボラが高い・・・マイナーな通貨
これさえ覚えていれば問題ありません。