
米国株の最大の魅力が高い配当金が期待できるという事ですよね。
ですが「米国株=高配当」ではなく、中には微々たる配当金しか受け取れない銘柄も少なくありません。
そこで注目すべき点が、「年間利回り」です。
では、どのような銘柄に投資するのが良いのか、また年間利回りの高い銘柄トップ10について解説していきます。
※2021年3月のデータを元に解説
利回りを重視する理由
銘柄によってキャピタルゲインとインカムゲインのどちらに力を入れているのかで配当金の利回りが変わってきます。
株価の上昇を重視し利回りを低めに設定している企業では長期運用でキャピタルゲインを狙うのが良いでしょう。
その逆で、株価の上昇よりも株主に還元することを重視している銘柄は利回りを高く設定しがちです。
高い配当金を目的とした投資なら間違いなく利回り重視した銘柄の選定が好ましいと思われます。
かといって、必ずしもそうとは限りません。
高配当でもずっと続くのか確信はできませんし、また、株価の上昇に力を入れても上昇するかどうかもわかりません。
株式投資はリスクがつきものなので、無理のない範囲内での投資を心がけましょう。
では今から年間利回りランキングのトップ10社を解説していきます。
年間利回りランキングトップ10社
10位、オールド・リパブリック・インターナショナル
配当 ・・・0.84ドル
株価 ・・・21.84ドル
損害保険、権利保険、および共和国金融補償グループ流出事業の3つのセグメントで運営
9位、コンソリデーテッド・エジソン
配当 ・・・3.04ドル
株価 ・・・72.30ドル
ニューヨーク州、ニュージャージー州、ペンシルバニア州で電気、ガスなどを提供しているエネルギー事業の持株会社
8位、マーキュリー・ゼネラル
配当 ・・・2.52ドル
株価 ・・・60.57ドル
米国で個人の自動車保険の作成に従事していて、他にも住宅所有者、商用車、商業用財産、機械的保護、火災、などの保険も作成している。
7位、ウェイコ・グループ
配当 ・・・0.96ドル
株価 ・・・23.49ドル
男性、女性、子供向けの靴をデザインおよび販売。
6位、シェブロン
配当 ・・・5.16ドル
株価 ・・・103.38ドル
石油、化学、発電事業を世界展開する大手エネルギー企業 化学事業は石油化学製品、工業用樹脂、燃料などを製造
5位、ヘルマリック・アンド・ペイン
配当 ・・・1.46ドル
株価 ・・・30.67ドル
油田・ガス田の掘削請負業者 米国のみならずエクアドル、コロンビアなどでも事業展開
4位、ユニバーサル
配当 ・・・3.07ドル
株価 ・・・59.07ドル
世界中で葉たばこ製品を供給。北米、南米、アフリカ、ヨーロッパ、アジア、ダークエアキュア、オリエンタル、および特殊サービスセグメントを通じて事業を展開
3位、エクソンモービル
配当 ・・・3.48ドル
株価 ・・・56.49ドル
原油と天然ガス生産を主軸にした米国最大のエネルギー企業。石油化学品の製造、発電事業など
2位、AT&T
配当 ・・・2.08ドル
株価 ・・・29.76ドル
米国最大の携帯電話事業を主軸にした通信サービス事業。
1位、アルトリア・グループ
配当 ・・・3.40ドル
株価 ・・・50.55ドル
「マルボロ」や「バージニアスリム」などタバコやワイン製造、販売
まとめ
上位3銘柄の「エクソンモービル」「AT&T」「アルトリア・グループ」は、株価が低いにも関わらず、配当金が高く投資家から人気の銘柄となっています。
少額で始められるメリットもあり、さらに配当月グループがそれぞれ違っているので、毎月配当金を得られるポートフォリオが作成できます。
「2、5、7、10月」・・・AT&T
「3、6、9、12月」・・・エクソンモービル
あくまで参考として解説させて頂きましたが、投資は自己責任なので無理のない程度で行うように心掛けましょう。
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